徒然なるままに(仮)

コツコツ更新!!

ラグビー日本代表

かなり大型の台風19号が列島を直撃する予報となっております。

しかも3連休に・・・

土曜は東京もかなり荒れそうで、前回の台風被害がまだ残る千葉のあたりは本当に心配です。

 

それはそうと全国で盛り上がりをみせるラグビーワールドカップ。いよいよ今週末13日に横浜で因縁のスコットランドと対戦です。お互いに負けられない1戦であり、何としても全勝で初の決勝トーナメントに進んでほしいものです。

 

僕がラグビーを始めた2011年はラグビーワールドカップニュージーランド大会が開催された年でした。当時ラグビーは全くと言っていいほど人気がなく、勝てない日本代表のイメージもあって『世界で日本が勝つことのできないスポーツ』という暗黙の認識がありました。

 

もちろん各種メディアも全く取り上げずで、ワールドカップにも関わらず、新聞のスポーツ欄のすみっこにポツンと小さな記事が申し訳程度に掲載されていたのを今でも覚えています。

 

それから4年たち、2015年のワールドカップイングランド大会で、南アフリカ代表スプリングボクスに日本代表が勝利する大金星を挙げると。翌日からそれまでの雰囲気とうって変わって日本にラグビーブームが起こりました。(実際に言うとトップリーグも含めてそれほど盛り上がりは長続きしなかったけれども…)

 

そして2019年ラグビーワールドカップ日本大会

日本代表は大躍進を続けています。まさかの優勝候補アイルランドを破り、その後のサモアを破り、現在3連勝中。初のベスト8進出を目前に13日のスコットランド戦に挑みます。

 

2015年の南ア戦の後も、今回のアイルランド戦の後も選手から出てきたのは。

「日本のラグビーの歴史を変えるためにそれだけ厳しい練習に耐えてきた」

との言葉でした。

 

ほとんど誰も注目していなかった頃から、自分たちを信じて、仲間を信じて日本の為に厳しい練習を積み重ねてきた選手たち。

自分をそして仲間を信じて行ってきた努力はスタンドに詰めかけた、テレビの前で応援したたくさんのサポーターたちに多くの感動を与えてくれました。

人気のないころからラグビーを始めて、ずっと日本代表を応援してきた身として、真っ赤に染まったスタンドで皆が両手をあげて喜んでいるシーンを見たときは本当にウルっと来ました。

 

大義があって、それを果たすためにプライドをもって厳しい鍛錬に耐える。

そこに他人の目やその時の人気なんてもの関係ない。自分の目指すべきものがあってそこへ一直線に取り組んでいればいつか光を浴びる日が来る。

そう私たちに日本代表が教えてくれている気がしました。

 

今の時代目先の人気に囚われて本当に自分の好きなことまで捨ててしまいそうになる時代です。

いつまでの心の奥底に秘めている大義を大切に。光を浴びる日まで耐える心を持ちたいものです。